生地への「刷りと色」を自在にコントロールすること、それが優れた捺染に求められる技術です。
色には〈魅せる色〉〈落ち着かせる色〉〈引き立てる色〉といった互いの役割りがあり、それぞれの色の微妙な重ね具合や染料の調合は、経験豊富な技術者がその色の役割りを知って結果を予測するセンスが必要です。鶴貝捺染が過去に調色したカラーデータは数万色におよび、それによって狙った色に素早く近づけることが可能です。
また、最近は環境・人に優しい、天然素材の柿渋や炭を使用した染色加工にも力を入れています。
さらに、近年注目されている「足利銘仙」を広幅で復活させ、洋装へのニーズに応える体制も整えました。今後もプリントだけでなく特殊な加工方法を開発して皆様にご提案してまいります。
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